飼い猫がエイズに感染し、亡くなってしまいました。

今から10年くらい前になりますが、当時飼っていた黒猫が、エイズに感染しました。

ペットOKのアパートに住んでおり、室内7割室外3割という感じで、まれにではありますが怪我をして帰ってくることもありました。

時には、引っ掻き傷、時には、体内で横隔膜が破れてしまったり、尻尾に3ミリ大の大きな穴を開けて結構な量の血を流しながら、フラフラと帰ってくることもありました。

毎回のように怪我をしていたので、時々、獣医さんに診ていただいたりはしておりましたが、まだまだ元気に外に出かける姿を見るとついつい甘やかしてしまったなと今更ながらに思うところです。

そんな時でした。風邪に似た症状で、ご飯も食べない日が続きました。

さすがに3日目ともなると心配で、かかりつけの獣医さんに診ていただいた時は、歯肉炎や虫歯のような症状でしたので、その時は血液検査の結果を待ちながら、抗生物質を飲ませながら様子を見ることになりました。

その2日後、獣医さんより連絡がありまして、「お伝えしたいことがありますので、黒猫を連れて病院にいらしてください。」という連絡をいただきましたので、病院に行き、血液検査の結果を聞きましたが、自分の耳を疑いました。

結果は「猫エイズ」なぜ、この子が?

その日から約2カ月ほど、闘病生活が続きました。

血液中の白血球が減り、免疫が落ち、様々な病の症状が出てきては、抗生物質で抑えるようなイタチごっこ。

歩くことすらおぼつかなくなってきたある天気の良い晴れた日、外に出たいようでしたので、出してあげることにしました。

フラフラしながら、いつもの散歩コースを歩いていましたが、ふと見失ってしまい、このまま帰ってこないのではという不安から、近所中を探し回り夕方になり日も落ちる頃、一度自宅に戻りベランダに出て見ると、フラフラしながら一生懸命に向かって歩いてきました。

どこへ行ってきたのか、わかりませんが、おそらく今までお世話になった猫友達への挨拶や、今まで遊んでいた場所、生きてきた思い出を噛み締めながら一歩一歩歩いてきたのだと思います。

その日の夜、いつもの場所で、小さく丸まって眠りにつくと、もう二度と眼を覚ますことはありませんでした。

長生きさせてあげられず悔しかったこと、貴重な体験をさせてくれて感謝していること、いろいろな思い出を作ってくれて、また会えることがあれば会いたいと思う猫でした。

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